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コロナ感染症について

[2023.09.01]

本日2023年9月1日予定通り開院いたしました。

これまで開業に向けてサポートしていただいた多くの関係者の方々には深く御礼申し上げます。

そして今後も変わらずご援助のほどよろしくお願い申し上げます。

 

さて、本日開院してやはり発熱患者さん、特にコロナ感染(COVID-19 感染)の患者さんがまだまだ多いという現実を目の当たりにいたしました。

コロナ感染は以前ほどには話題にならなくなった印象があります。

しかしながら特に高齢の方や様々な既往のある方にとってはやはり重篤な感染症であることには何らかわりはありません。

また、若い方でも長期間にわたるさまざまな後遺症(疲労感・倦怠感、咳、関節痛、脱毛等)苦しむ人もいます。比較的最近の統計の結果でもコロナ感染1年後でも半数近くの方が何らかの後遺症があるとされています。

そんな中、日本の主要な製薬会社の一つである塩野義製薬が開発した「ゾコーバ」はウイルス複製に必須である プロテアーゼを阻害することで、コロナウイルスの増殖を阻害する薬剤です。

特徴として、

早期の解熱

周囲の人(家族等)への感染拡大を抑える

後遺症の発現をさげる

などの効果があるとされています。

以前のラゲブリオは、61歳以上の高齢の方や、糖尿病や高血圧などの「重症化リスク」のある方に限られていましたが、このゾコーバの投与対象となるのはCOVID‐19感染した、軽症の患者さんも含め12歳以上のすべての方になります。

飲み方は1日1回5日間です。1日目に3錠内服し2日目から5日目は1錠内服となります。

また、多くはありませんが、併用禁忌の薬があったり、妊婦さん(妊娠の可能性がある方も)には使えないといった注意は必要となります。

投与に当たっては、医師からの説明を受けたのち「同意書」への署名が必要となります。当院でも十分に確認の上処方はさせていただいております。

本来高額なお薬ですが、2023年9月1日現在、公費負担にて、患者さんの窓口負担は無料となっております(政府より10月以降、9000円を基本として患者さんに自己負担を求める方針が出されました。所得に応じて6000円や3000円に軽減される予定ではあります。)。

繰り返しですが当院では、発熱患者さんと一般の患者さんの動線を分け、双方が安心して受診から会計までが行えるようにシステムを整えております。

発熱にてお困りで、当院受診希望の方は本ホームページ上の「24時間webシステム」か、お電話でご予約いただければと思います。

 

2023年9月1日

きらりクリニック習志野台中央

院長 星野 敢

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