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苦痛の少ない内視鏡(胃カメラ)検査

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について

上部消化管内視鏡検査(じょうぶしょうかんないしきょうけんさ)いわゆる胃カメラは、胃や食道、十二指腸などの上部消化管を観察する検査のことです。内視鏡という薄い管状の器具を口から挿入して、消化管内部を直接観察することができます。

内視鏡の先端にはカメラや光源、バルーン(風船)などがついており、医師は内視鏡を操作しながら上部消化管の内部を観察し、異常があれば生検を行うこともできます。また、内視鏡を使って組織を切り取る場合は、ポリペクトミーと呼ばれる処置を行うこともあります。

上部消化管内視鏡検査は、胃がん、食道がん、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎などの病気の診断や治療に用いられます。検査前には、喉に麻酔を塗ったり、鎮静剤を投与することがあります。検査時間は約10〜30分程度で、日帰りで行うことができます。

経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)について

経鼻内視鏡検査とは、鼻から内視鏡を挿入して鼻咽頭、喉頭、喉、声帯、気管、肺等の検査を行う検査方法です。一般的には、局所麻酔を行ってから内視鏡を挿入します。内視鏡は細いチューブ状で、先端にカメラが取り付けられています。医師は内視鏡を操作しながら、モニターに映る映像を見ながら検査を行います。

経鼻内視鏡検査は、主に喉頭や気管支などの疾患の診断に用いられます。喉頭がんや声帯ポリープなどの疾患の診断、気管支内視鏡と併用することで、気管支内の異常を確認することができます。また、簡易的な手順であり、麻酔も局所麻酔で済むため、痛みや苦痛を感じることなく検査ができます。検査時間は約5〜10分程度で、その後すぐに日常生活に戻ることができます。

*鼻腔が狭く、経鼻的な内視鏡挿入が困難な際は経口での検査を行う可能性はあります。

検査の流れ

検査前日

夕食は、夜9時までに、消化の良いものをとってください。

水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日もコップ1から2杯程度の摂取可能です。

検査当日

朝、食事はとらないでお越しください(朝の薬がある場合には指示に従ってください)。

検査中

ベッドに左向きになった状態で検査を行います。

検査時間はだいたい5分ぐらいです。

内視鏡のモニターを見ながら質問したりできます。

診断を確かめるために、色素をまいたり組織を採取したりすることがあります。

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