1月2日の船橋市休日当番医ですが、十分な対応が出来ず申し訳ございませんでした。
昨日1月2日は、船橋市の東部の休日当番医を担当させていただきました。
船橋医師会より、ここ数年のデータをいただき、ほとんどが50人前後、最大であった昨年が150人程度ということでした。
それでも十分に多い患者数ですが、当院としては昨年を上回る最大160人程度まではなんとか円滑に患者さまの診療が出来るよう案を練り、皆でシミュレーションも行い挑んだ当日でした。
しかしながら、トリプルデミックということも有り、開院前から患者さまの行列ができてしまい、電話も鳴りやまない状態となり、残念ながら事前に準備していたことがほとんど焼け石に水の状況となってしまいました。
医療機関という特殊性や、1月2日という三が日の真っただ中でほかの医療機関の選択肢が極めて限られいる状況でむやみに受診の希望をお断りすることもできず、一人しか医者のいない小さなクリニックの限界をあっという間に超えてしまいました。
事前にご予約をいただいていたのに長時間待機いただいた患者さまやウェイティングボードに記載をいただきながら対応が間に合わなかった患者さまには本当にお詫びの言葉も見つかりません。
最終的には日をまたぐ形で350人近くの患者さまの対応ということになりました。
繰り返しですが、具合の悪い中、長時間にわたりお待ちいただいた患者さまや最終的に対応が出来なかった患者さまには深くお詫びを申し上げます。また、皆さまのその後の速やかな回復をこころよりお祈り申し上げます。
一方で、叱られてもおかしくない状況にも関わらず、多くの患者さんに励ましの言葉をいただき、危なくうれし泣きをするところでした。中には「合間にたべて。」と、簡単な差し入れをそっと置いて行かれる方もいらっしゃいました。本当にこの地域の方々の人柄に支えられて、当院はやっていけてるということをあらためて自覚させられました。
最後になりますが、愚痴ひとつ言わず、真摯に患者さまの対応をしてくれた当院スタッフの一人一人、19時までのお約束が、やはり日をまたぐ形で対応いただいたドラッグセイムス ゆめまち習志野台モール店のスタッフ一人一人には私としてはリスペクトの思いしかありません。
これからも色々なことがあると思いますが、一緒に乗り越えて、この地域の医療に貢献していければ最高だと思っております。
2025年、新たな一年の皆様のご多幸を祈念いたします。
きらりクリニック習志野台中央
院長 星野 敢